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個人情報 流出 皮肉にも、損害額は対策費用の100年分

個人情報の流出事件のニュースに慣れてきてしまっています。最近で大きな流出はベネッセです。これは2014年7月9日に発覚した、進研ゼミなどのサービスの顧客の情報が最大で2070万件もの氏名・住所・電話番号・性別・生年月日・・・といったものが流出したものです。発覚したのは、別の通信教育の会社からダイレクトメールが届くようになり、ベネッセに登録したからではないか?という疑問から明らかになったものです。原因は、データベースの顧客情報が外部に持ち出されたからということでした。

 

個人情報は流出すると、その個人情報に対してお金儲けがしたい業界が買い取ります。そこに何かを販売しようとするわけです。「そんなの無視すればよい」と軽く思われてる人もいるようですが、広告を行う上でターゲットを絞り込めることはとても大きな効果となります。例えば消費者金融でお金を借りたことがある人達に、「融資」のダイレクトメールを送れば、ランダムに送ることに対して何倍もの成果が生まれるでしょう。子供がいて、且つ子供の教育に熱心だと思える家庭に対して、新しい通信教育や何か教材を売ろうとすれば、何倍もの効果があるでしょう。1人の消費者という目線からではなく捉えると、そうした個人情報は盗んででも欲しいものだと分かるはずです。

 

個人情報の流出でもっとも恐ろしいものは、ネットバンキングへのサイバー攻撃だと思います。

 

氏名や生年月日、住所や性別が流出しても、それだけでは被害は生まれませんが、ネットバンキングのIDとパスワードが盗まれてしまうと即座に預け入れしている資産を失ってしまうことになります。特に日本人は銀行に資産を預け入れしていますから、その被害額は甚大です。2014年は、29億1000万円でした。どれだけ警察がサイバーテロ対策をしようとも、覆面して銀行強盗するようなリスクはなく、ウィルスを作ってばらまくだけですから、リスクが低いこのサイバー攻撃がなくなることはないでしょう。

 

個人情報の流出対策としては、
・ パスワードを複雑にする
・ パスワードを定期的に変更する
・ ワンタイムパスワード方式にするなど、ログインに手間暇をかける
・ パソコンには常に最新のウィルス対策ソフトを導入させる
・ 危険サイトを閲覧したり、知らないメールを開かない
・ 各種ソフトウェアを自動更新に設定する

などが挙げられますが、一番必要なことは、「疑うこと」だと思います。あなたの個人情報を欲しがってる人間が存在しているわけですから、常に注意する気持ちをもつべきです。ここ最近(2015年9月25日現在)の3ヶ月間だけでも、千趣会 個人情報13万件流出ももクロのライブ当選者のメアド934件が流出年金機構、普通郵便でPW同封五輪強化選手の情報流出 千葉シャトレーゼ 会員情報流出かタミヤ、Webサーバーへの不正アクセスの発生を報告最大10万件の個人情報が流出学研、不正アクセスにより2万人の個人情報が流出新日本プロレス 顧客情報流出早稲田大にサイバー攻撃=感染半年気付かず、個人情報流出といった個人情報流出が起きています。

 

これらは事件となり、会社側は責任を取らなければなりません。サイバー攻撃で被害を受けた側だとしても、会社の信用は落ち、株価もさがり、責任を取る為に辞任したりと、被害は甚大です。

 
 

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