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日本へのDDOSテロ、昨年末から140件超え

2016-02-02 7:51 PM お知らせ

国際ハッカー集団「アノニマス」による日本への攻撃が後を絶ちません。
 
安倍首相、日産自動車、成田空港、のホームページに続き、厚生労働省、警察庁、財務省、金融庁などなど、警察庁が確認した犯行声明だけで、昨年9月から140件を超えています。5月の主要国首脳伊勢志摩サミットまでに、更に攻撃が増えるという見方もあります。
 
アノニマスに入るために必要な資格はないため、何かに不満を持つ人々は今日からでもアノニマスを名乗ることができます。そして、自分1人では戦うことが難しい大きな相手への攻撃を行い、みんなで渡れば怖くない心理で犯行に加担し、満足感を得ているのです。
 
しかし、そんなアノニマスに対して、日本政府も企業も、何もすることができません。攻撃を受け、それを世間に発表する繰り返しです。サイバー犯罪者は、罪を犯しているのに、逮捕されることがないのです。
 
犯罪者の心理からして、このままでは、DDOS攻撃にとどまらず、次の手、次の手で、別の犯罪にエスカレートしていくのは、時間の問題です。犯罪者の歪んだ不満からは犯罪アイデアがあふれ出ます。
 
次はどんな機関が、どんな企業が、どんな社長が、どんな政治家が、どんなサイトが、どんなSNSがターゲットになるかは分からないのです。
 
DDOSテロを許せば、更なるテロに繋がる
というのが弊社イーライトの見方です。
 
実際には許しているわけではないのでしょうが、実質、許しているのと同じ状態が続いてしまっています。DDOS攻撃は、しっかりとお金をかけて対策を行えば、大きな攻撃にでも耐えられるようになります。攻撃に耐えれるということは、犯罪者はもっともっと大きな攻撃、つまりお金をかけたり、面倒なことをしないと、DDOSを仕掛けても、敵(ターゲット)がなかなかダウンしないという状況になります。これは、犯罪者にとって厄介なことです。
 
今の日本は、攻撃すればダウン、攻撃すればダウンで、攻撃が成功しているわけですから、次から次へと攻撃をしかけたくなります。攻撃を仕掛けるたびに成功し、ニュースに流れていれば、アノニマスはカッコよく犯行声明を流すことができます。それを見て、また新しい参加者が、アノニマスの門をたたくことになり、どんどんアノニマスの攻撃力は上がっていくことでしょう。これはまさにDDOSテロです。
 
そして、攻撃の連鎖の始まりです。攻撃の連鎖から何が生まれるか?
 
それは、DDOSにとどまらない、もっと非常に高度なサイバー犯罪、サイバーテロを企てられるだけの技術力・組織力をもてることにつながります。DDOSは、犯罪で言えば、クルマ泥棒くらいの程度です。しかし、クルマ泥棒を捕まえられないと、その組織は巨大化し、麻薬、身代金誘拐、人身売買、テロ、戦争など、実際に人々が傷ついたり死んでしまう計画が実行できる組織にまで発展してしまうことになります。
 
今や、どんな犯罪でもテロでも戦争でも、サイバー空間を全く無視したものを見つけることが不可能なくらい、どんな犯罪にでもサイバー空間は必須です。そんな中の1つがDDOS攻撃です。DDOSが流行るのは、防御が足りない(=攻撃が成功する)からです。
 
DDOSを徹底的に防御するために高い壁をつくり、犯罪者に「セキュリティにお金をかけている面倒な相手だなあ」と思わせることが必要です。犯罪者に「攻撃を仕掛けたものの、なかなかダウンさせることができないなあ」と実感させることが必要です。
 
そのための防御の方法は、少なからずあるわけですから、あとは、
各組織のトップが、お金を投じる決断をするだけのことだと思います。

 
 

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