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年平均24%増のペネトレーションテスト市場

2017-03-03 3:07 AM

ペネトレーションテスト市場が飛ぶ鳥を落とす勢いで推移しております。アメリカでもアジアでも、高い伸び率で増えており、年平均24%の成長をしている状態です。

 

 

 

1つの要因は、IOT(インターネットオブスィングス)、モバイルデバイス、クラウドなどのビジネス利用が増加していることによるセキュリティの必然性が挙げられます。

 

もう1つの要因は、企業経営者の意識が変わってきたことです。日本の大企業も、少しずつ、ペネトレーションテストを予算(必要コスト)に組み込むようになりました。

 

ターゲットになりやすいのは、犯罪者にとって価値ある情報を多くもっている場所です。その大半は大企業や各種国家機関(防衛機関など)が占めます。それら、ターゲットになりやすい組織であればあるほど、ペネトレーションテストの有用性は増します。

 

銀行や医療機関からの盗み出しも増えています。2015年には、1億件以上の医療記録が盗まれました。医療現場は、決済も含めて複雑なシステムが組まれていますので、犯罪者から情報を守るためには、厳重なペネトレーションテストを実施する必要があるわけです。

 

犯罪者による攻撃の対象(≒ペネトレーションテストが有用な市場)を各業種別に見てみると、政府、防衛業界、銀行、金融機関、小売業、通信業界、先進技術の研究機関などが、特に増加傾向にあります。

 

多くの企業がクラウドを採用し、各種業界の研究開発の速度も上がるにつれ、ペネトレーションテストの実施回数は、年に1回から4回に上がり、継続的なペンテストを実施するようになっています。

 

問題もあります。例えば、

●ペネトレーションテストの実力不足が目立つ(技術者のレベルの低さによって価値の低いテストも増加)

●提供できる技術者の数が少ないため、需要に追いついていない

●大きな企業の複雑なシステムであればあるほど、細部に至るテストを行うには膨大な時間が必要になる(特に初回のテスト)

これらは代表的な問題点です。

 

とはいえ、2年前に比べると、日本企業のセキュリティ意識が高くなってきており、これからもこの傾向が続くことで、少しずつ問題も解消され、日本人の情報がより安全に確保されるようになっていく過程は、大変喜ばしいことであると同時に、弊社としては身を引き締めて、日々研究を進めなければならないと思っておる次第です。

 

 
 

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