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テロリスト達の連絡手段の1つ、ステガノグラフィー

2016-03-23 7:46 AM

ベルギーのブリュッセルで、IS系が犯行声明を出している連続爆発事件が起きました。世界中で、テロが後を絶ちません。皆さんの記憶にも新しいと思いますが、ウクライナは主にロシアによるサイバーテロ、物理空間のテロ、戦争を何年も味わってきました。そんな経験から、テロリスト達の連絡手段として、ステガノグラフィーという技術が使われているケースがあることも知っています。

 

弊社には暗号専門の部署があります。そこでは日夜、テロリスト達などの犯罪者が、どのように周囲にばれないように連絡をとったり、組織の階級別に見れる情報、見れない情報を区別したりしているか、研究を行っています。サイバー空間を利用した伝達手段は、必ずしも安全が保証されているわけではありませんので、犯罪者は連絡手段に工夫を凝らしています。

 

守る側としては、犯人らのやり取りを収集・解読し、犯行を未然に防いだり、防御の参考にしたりするために、犯人になりきって、『自分が犯人の立場だったら、どのような暗号で、仲間に情報を知らせるか?』ということを研究していきます。

 

最近の研究で明らかになったのは、ツイッター、フェイスブックなどのSNSを通じて、そしてステガノグラフィーの技術を応用して、許可を与えられた仲間にのみに、すごく手軽に、伝えたい情報を流す方法があることを実証しました。この方法を犯罪者に悪用されると、本人ら以外、警察でもSNS運営会社でも、誰にも見つける手段がないため厄介です。

 

高いレベルでの防衛を実現するためには、敵や犯罪者が、一体何を目的に何をしようとしているのか?を日夜研究しなければなりません。犯罪者の視点で見続けることで、犯罪者の攻撃パターンに予想がつき、深いペネトレーションテストの実施も可能になります。

 

犯罪者(=攻撃者)目線で、

セキュリティ(=防衛)を考える

ことが大切なのだと感じております。

 

 

 

 

 

 
 

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