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米連邦準備理事会(FRB)、ハッキング被害か?

2016-03-10 4:20 AM

3月7日、NewYorkPostでも報じられていましたが、バングラデシュ中央銀行は、米連邦準備理事会(FRB)にある口座がハッキングされ、現金を盗まれたと主張しています。が、一方で、同口座を管理している米ニューヨーク連銀は、通常の手続きを踏んで現金の送金が行われた、という声明文を発表しています。

 

バングラデシュ中銀はハッカーに不正送金されたと訴え、ニューヨーク連銀は通常の送金が行われたと言っているわけですので、両者の見解は真っ向から対立している状態です。

 

バングラデシュ中銀の主張としては、

 

●盗まれた(不正送金された)金額は、1億ドル(113億円)にのぼる

 

●それらのお金は、フィリピンにあるアンダーグラウンドのカジノでマネーロンダリングされた

 

●フィリピンとバングラデシュの司法機関で調査を進めている

 

●サイバー攻撃は2016年2月5日に行われた

 

●ハッカー(犯罪組織)は、連邦準備銀行(FRB)の中にあるバングラデシュ銀行のアカウントへのアクセスを取得し、フィリピンとスリランカにある口座に送金した

 

●ハッカーは、ブラック市場を利用してマネーロンダリングを行っているカジノ口座に盗んだお金を入れた

 

これらを主張しています。

 

もしも、バングラデシュ中銀の主張が正しい場合、連邦準備銀行にとっては大きなイメージダウンにつながることは間違いありません。また、もしもバングラデシュ中銀が正しくない(デタラメな)主張をしているとしたら、それも大きなショックです。

 

今年は、銀行を狙った、金銭目的のサイバー犯罪が増えています。弊社では、金融機関様向けのBANKペネトレーションテストを通じ、犯罪者にやすやすと侵入をされることのないように、万全のセキュリティ対策を実施したいと思っております。

 

参考:
連邦準備銀行には、世界各国の約250組織(国立銀行など)のお金が保管されています。2014年には、イギリスのハッカーが連邦準備銀行のサーバーに侵入し、機密情報を盗み、その情報をネット上に公開しました。

 

都市国家を除き、世界で1番人口密度が高いバングラデシュ

 

 
 

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